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千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす。2025年9月10日

剣豪宮本武蔵が五輪書に書き残した言葉。

万日って何年?とか思ってしまいますが。

先日、某試験を一夜漬けした自分には耳の痛い言葉です。

いつもありがとうございます。

坂城運輸株式会社でございます。

日中の暑さは続いていますが

朝晩は来る秋を感じ始めている信州の9月です。

さて前回の記事からの続きです。

午前中の安全会議の後は、お昼を挟んでいよいよ本当に重量道場。

場所が屋内から第5倉庫前に移りましたよ。

今回は道場と同時進行で、HP用の新規導入車両の撮影もスケジュールされています。

そちらと2班に分かれてしまったので

道場の方は若手を中心にして、さらに少数精鋭です。

今月の道場、最初のテーマは…

前回書いた予告で『外輪差』と言ってしまいましたが

正確には『リヤオーバーハング』ですか。

後輪からバンパーまでの部分。

ハンドルを左にきった状態で発進した場合

オーバーハング部分が発進前の車体位置より

どれくらい右側にはみ出すのか?を計測をしてみよう、という話しです。

トラックの最後部、最右箇所にチョークを付けています。

黒板に書くあのチョークですよ。

はたしてトラックの一番はみ出す部分はどんな軌跡を描いていくのか?

「この辺までは来るんじゃないですかね」

予測箇所にテープを貼る若手Mさん。

いざ。

発進!

発進後、チョークが折れるというアクシデントもありましたが。

そしてリハーサルの線もあって分かりづらいですが。

見えますか?軌跡。

予想テープが3つ程貼ってありますが、結構当たってませんねぇ。

そして気付きとしては、はみ出す部分の『横幅』ではなく

意外と『縦の距離』。

一番はみ出すのは思ってるよりも、ずいぶん前の方なんだなと。

もう、むしろ最初の停車時の前輪寄りの位置ですよね。

20代の若さでありながら社歴7年超のRさんが測定します。

若手にとっては大先輩です。

95センチ。

ほぼ1メートルですよ。

シングルベッドやボーリングレーンの幅に近い。

大型トラックは、もし左右にぴったり付けて駐車されてしまったら

前方に余程スペースがなければ身動き取れなくなっちゃいますね。

見学系の実験ということもあり

割とみんなリラックスして参加していました。

続いてのテーマは。

第5倉庫内にて、若手向けにセルフローダー車の実技研修。

セルフローダー車とは

アウトリガー(ジャッキのようなもの。上の写真の荷台の下に銀の柱の様なのが見えますね)

によって荷台を傾斜させる機能があり、ウィンチも搭載しているトラック。

据付現場にフォークリフトを積んでいったり

お客様の機械も当然運びます。

荷台上でジャッキアップしてチルローラーを履かせて

ウィンチに繋ぎながらゆっくり荷卸ししていく。

そんなイメージ。

『セルフ』というのは、外部的なクレーンなどの重機や設備が無くとも

この車両の機能だけで重量物の積卸ができる

『自らの機能でできる』ということから来ている名前です。

操作自体はシンプルなもの。

「レバー上げ下げすればいいんでしょ?」とお思いでしょうが。

若手のみんなは【機械の操作法】ではなく【安全に使いこなす方法】を教わります。

【自分自身や共同作業者、作業に関わる周りにいる人たちが怪我をしないための知識】

【地面や積荷、周辺にあるものを傷めないための知識】

を持っていなければなりません。

先ほどのオーバーハング実験とは空気も変わり

教える側も教わる側も真剣です。

若手たちは前のめりになって聞き

先輩たちも『そうだよね』と安全について再確認しています。

迅速な作業が求められる実際の現場では

先輩に手本を見せてもらいながら

次は自分がやってみて

隣の仲間がやるのを見て

質問や回答があって

もう一回やってみて

という時間を取るのは難しいです。

                                                  ★本人たちに掲載許可を得ています。

ですのでこの、月に一度の重量道場は

特に若手にとっては貴重な一日です。

会社として『教えとかなきゃならん』もありますが

若手が『教えてもらいたい』テーマを決めるのも

面白いかもしれませんよね。

次回は果たしてどんなテーマなのか?

楽しみなところです。

ではまた次の記事でお会いしましょう。

本日もご安全に。

夕暮れ頃にはちょっと自由参加な感じで、フォークリフト吊上げ実習をしたようです。

これは吊り芯が取れてないと地切るときが怖いですね。

なんて。

私ごときが分かったような事を言っていますが。

それはまた別のお話し。

カテゴリー:教育・研修。
『継承』ですね。2025年8月26日

いつもありがとうございます。

坂城運輸です。

前回の記事で少し触れていた重量道場。

坂城運輸では月に一度、重量課と本社勤務社員が一堂に会しての『全体会』

からの『安全会議』

からの『重量道場』を開催する日が設けられています。

(年間で計画を立てています)

始めは全体会。

社長からは『この夏、暑い中大きい事故の報告もなく安全な作業ができていること』への

労いの言葉がありました。

                     長距離出てる人もあり、今月は参加人数少なめでした。

また、営業技術課のK課長からも

お客様から作業における安全面について評価をいただいている、と。

そして

『若手のみんなは、やってみたい事チャレンジしてみたい事があれば積極的に自分からどんどん言ってください』

『中堅やベテランのみなさんは現場でも余裕があれば、新しいことを若手にさせてみたり挑戦させる機会を与えてあげてください』

と言うお話がありました。

安全迅速が求められる現場では先輩たちも当然集中しているので

その中で『指導』や『教育』をしていくのは簡単なことではありません。

が、上司の(会社の)言葉として全体にそういう方針が共有されることは

若手にとってはありがたいことだなと聞いていました。

お取引先様である企業ご担当者様にも

(迅速に作業を完了するべきなのは百も承知しておりますが)

5年後10年後も坂城運輸が変わらずに、良質かつ多様で安全な技術を

提供させて頂くそのために、現場での我々のそんな様子もご理解いただけると

ありがたいな、と思います。

続いては安全会議。

今回のテーマは『KYT』について。

危険予知訓練です。

「危険Kiken」「予知Yochi」「トレーニングTraining」

略語がすごい和洋折衷。

みんな真剣にKYTしてますね。

そして午後はいよいよ重量道場。

でしたが、長くなりそうなので次の記事にしましょうか。

どれだけ勿体ぶるのかという感じですが。

では次回

『個性と自由ではみ出していくのか?大型トラックの外輪差』

でお会いしましょう。

今日もご安全に。

カテゴリー:季節と日常。
今はまだ人生を語らず。2025年7月4日

というのは吉田拓郎の曲の歌詞です。(敬意を込めての敬称略です)

こんにちは坂城運輸です。

2025年が半分経過してしまいましたね。
驚きです。
今年の6月の日本の平均気温は平年より2.34度高く
1898年(127年前!)の統計開始以降で最高だったそうです。

暑く長い夏になりそうですね。
皆様も熱中症対策は万全にしてお過ごしくださいね。

さて、坂城運輸では今月重量課の新入社員を迎える予定で準備をしています。

人生の転機。
転居と転職。
実務経験はないけれど『何かに役立てられれば』と
この春に大型やリフトの資格を取得されたそう。

最近楽しみにして観ているTVドラマの中でこんな台詞がありました。

『生きるということは変わっていくこと』

そのドラマは大辞典を作る人々を描いているのですが
辞典に載せられる人名は、亡くなられている人物に限るそう。
亡くなるその時まで語釈が変わる可能性があるから。

転職というのはもう生活も、なんでしたら人生が変わる一大事です。
勇気のいる決断です。
ご家族がいらっしゃるならそのご理解も必要です。

坂城運輸は、その人のその転機に、真摯に寄り添える会社でありたいと思っています。
(少なくとも私は^-^)

『変わるということは成長するということ』

一緒に成長していきましょう。
我々と。

坂城運輸では一緒に成長していける仲間をまだまだ募集しています。
ご興味ありましたらぜひぜひ採用ページをご覧ください。

ではまた次の記事でお会いしましょう。

今日もご安全に。

カテゴリー:働くひとたち。
“整える”2024年7月5日

こんにちは!

坂城運輸です。

 

  

 

毎日、暑くて大変ですね。

今は梅雨中ということもあり、湿気がすごくて

実温度よりも体感温度が・・・・・・ 

 

という感じですね。

 

 

 

 

 

さてさて、弊社は

毎年スローガンを掲げておりまして。

 

 

今年のスローガンは「貢献(こうけん)」。

年頭の挨拶とともに、社長から発表されました。

 

 

 

 

そして

昨年のスローガンが本日の表題。

 

 

 

 

 

 

 

「整える」

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

整える:

必要なものをすべてそろえること

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年、流行った

サウナに入ったあとの感想じゃないですよw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会社に必要なこと、

1個人に必要なこと、

組織に必要なこと、

 

 

 

 

 

色々必要なことって、あるとは思うんです。

でもそれが「そろう」ことが非常に大切なんじゃ

ないかと思っています。

 

 

 

 

 

 

集めただけではなくて

そろっていること。

 

 

 

 

 

 

ただただ必要なものを集めただけでは

「整った」とは言いませんよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

そこに目的があり、

その目的に沿って揃えられた時に

始めて「整った」というのでは

無いでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

これは最近あったことなのですが、

 

 

 

あるとき、1Fのトイレへ行って

ドアを開けた時に、スリッパが

綺麗に整っていたんです。

 

この1Fのトイレ、今までは、恥ずかしいですが

すごく汚くて、使うのをためらうくらいの

場所でした。

 

 

そこで、部長はじめみんなで知恵を出し合い

1Fトイレを使用する全員で1週間交代掃除を

する仕組みを開始。

 

今では、綺麗を保ったまま

スリッパが整っています。

 

 

まさにここに

「整う」の本質が詰まっていて、

 

 

「次来る人が綺麗に使えるように」

「見た目が綺麗な方が使っていて気持ちが良い」

これを整えた人は、何かしらの目的と

気持ちがあったはずです。

 

 

規模感は違えど、

「目的」をもって「そろえて」いけば

自然と全ての事は整っていくと信じています。

  

 

昨年のスローガンではありますが、

この「整える」というのは、

1年、2年で終わるものでは無く、

ずっと続けていく永遠のテーマですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年の社長の口癖、

「整えて参りましょう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

そしてそれを、続けて参りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

最後に整ったスリッパを載せて失礼します!

整ったものが目に見えると、

やれそうな気がしてきますね。

 

 

 

 

それでは、次の記事でお会いしましょう。

では、お気をつけて。

 

カテゴリー:季節と日常。
定期輸送部”安全運転講習会”2024年7月3日

こんにちは!

坂城運輸です。

 

 

いつも、さかうん通信を見て下さり

誠に有難うございます。

 

 

本日は少し真面目な話。

 

 

 

 

そういうと普段は真面目じゃない様に

捉えられてしまいますが(笑)

いつにも増して!真面目な話です。

 

 

 

 

 

先日、6/29(土)に

定期輸送部のドライバー、役職者全員が集まり

月1回行われる「安全運転講習会」が行われました。

 

 

 

講師は保険代理店の”つかさオフィス”様。

 

この「安全運転講習会」は、読んで字の通り

「安全」を達成、またキープするために

様々な角度から講習を行い、時にはお得意先様にも

ご参加いただきながら、1人ひとりの「安全への意識」を

高めていく、という取り組みです。

 

 

 

 

今回、つかさオフィス様には、「保険」という角度から

事故の恐ろしさ、具体的に言えば

社会的責任、周囲への影響、その他様々なリスクを

説明いただき、安全への意識を高め合う会になりました。

 

 

 

この講習、前回本社でも行っていただき、

私も参加させていただきました。

 

内容としては、かなり突っ込んだ内容になっておりまして。

もちろん概要や常識的なリスクを語っていただいた後に

弊社の加入している損害保険について具体的な種類も

挙げていただき、その上で「こんな事故を起こすと

このくらいの金額が年間かかってくる」 

 

 

会社としては「このくらい損を受けるので

皆様にもこのくらいの影響が出てしまう可能性が

出てくる」など、かなり具体的に説明して

いただきました。

 

 

中でも一番心に残っている一言は

 

 

 

「事故は会社の経営と社員の収入に直結します

安全は自分と家族のためです!!」

 

とハッキリ言っていただいたことです。

 

 

 

会社にお金を稼ぎにきていることは分かります

でもそれ以上に大切なことは、プロドライバーとしての意識を持つこと。

でないと、まずお客様に信頼されません。

お客様からの信頼がなければお仕事はいただけません。

そうなると、お給料にもなりません。

つまり、お客様からの信頼=お給料ということにもなります。

 

 

 

 。

 

 

 

 

 

「慣れてしまっている作業・運転だからこそ

改めて「基礎基本」に触れることが大切だと分かりました」

 

 

 

 

参加した方からの感想です。

月に1回、定期的にこの感覚へ戻ってくる。

ズレる骨だからこそ、定期的に整えないと

ズレっぱなしになる。

  

 

 

「大切なことは継続する」

 

 

 

 

 

この意識もまた非常に大切だと実感させられ、

企画・運営する役職者とは、思いを共有しました。

 

 

 

これからも、地味なことを愚直に継続していく。

その姿勢を会社全体で貫いていきたいと思います。

 

 

 

これからも、坂城運輸をよろしくお願い致します。

 

 

それでは、また

次回の記事でお会いしましょう!

お気をつけて!

カテゴリー:教育・研修。

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